母親のメンタル

母親のメンタル

毎年4月になると、親の職場環境が変わり、
それに伴って子どもの生活リズムも変わったりと、
新しい生活が始まるとなかなか小さな変化に
気づきにくいものですが、そんな時、今年急に
始まった我が子の夜泣き。

 

2歳になる今の今まで夜泣きなんてしたことなかったのに、
何で今?と最初は驚いたものの、家事に仕事に育児に
追われ、一分でも一秒でも睡眠時間を確保したい
私にとって毎晩続く夜泣きは悪夢です。

 

次第にイライラが募り、『なぜ泣いているの?』よりも
『どうすれば泣きやむのか?』ということばかり考えていました。

 

熱もなく体調も悪くない。朝起きると何事もなかったように機嫌が良い。

 

病気ではないので病院に行くこともできず、ただひたすら傍で
見守りながら添い寝をするだけでも私自身の体力と気力が日に
日に削られていきました。

 

そして夜泣きをするようになってから半月ほど経ったころに訪れた、
令和最初のゴールデンウィーク。

 

今年は10連休ということもあって、旅行など外出する予定が
全くなかった我が家では、自宅でゆっくりと過ごすことができたのですが、
ゴールデンウィークに入ってから子どもが夜泣きをしていないことに
気が付きました。

 

『何が違う?』振り返ってみると、原因は母親である自分自身に
あるのではないかと思いました。

 

日々の生活に追われておろそかになっていた子どもとの時間。

 

「ダメ!」や「●●しなさい!」ばかりで子どもとのコミュニケーションが
あまりとれてなかったのでしょう。

 

目には見えないストレスや不安などが子どもにはあったのかもしれません。

 

母親のメンタルの状況が子どもに大きな影響を与えるとは聞いていましたが、
夜泣きにもつながるとは思っていませんでした。

 

忙しさゆえ余裕が持てなくなっていた、親自身の心のSOSを子どもが
受け取ってしまったのが夜泣きに現れたと言ってもいいかもしれませんね。

 

ゴールデンウィーク期間は子どもの目を見て会話をする。

 

子どもの言うことに耳を傾ける。一緒に遊ぶ、一緒に片づける。
なんてことないあたりまえなことをしただけでしたが、忙しいとそんな
あたりまえなことも出来ていなかったのです。

 

ゴールデンウィークでの寝かしつけをきっかけに、いつの間にか
やらなくなっていた寝る前の読み聞かせをまた始めました。

 

毎日は無理かもしれません。1日何冊もは無理かもしれません。

 

でも少しでも子どもと向き合う時間を作ることで得られる安心や信頼が、
親も子も心の良い状態を保っておくことにつながるのかもしれませんね。

 

(東京都、子供2人 2歳男・0歳6ヶ月男)

トップへ戻る