時が過ぎるのを待つ

時が過ぎるのを待つ

我が家の娘達は、寝付きこそ良いものの一度寝てから
朝になるまでがとてもとても大変な子ども達でした。

 

最初の寝かしつけが終わって、やっと寝た、と思って
一安心して残った家事などをしていると1〜2時間後、
(ひどい時には30分後)には大声で泣いて起きます。

 

もう一度寝かしつけてもまた数十分で起きて泣きます。
朝までその繰り返しなのです。

 

おかげで毎晩が戦いのようでした。

 

授乳をしていた頃は毎回授乳をしては寝かしつけをしていましたが、
卒乳した後は抱っこしたりトントンしたりで毎回何とか寝せていました。

 

0歳からずっとその繰り返しで、いつになったら朝まで寝てくれるように
なるのだろう・・・と思いながら、ネットや育児書を読みあさり、
手当たり次第に夜泣き対策を試してみた時期もありました。

 

一度目を覚まさせると良いと聞いた時には明るい部屋に
連れてきて遊んでみたり、昼間にたっぷり遊ばせると良いと
聞いた時には昼間出かけて一日中外遊びをしてみたり、
部屋を暗くして寝かせてみたり逆に明るくして寝かせてみたり・・・

 

結局、何をしても娘が毎晩泣いて起きる状態は変わらず、
長女が朝まで初めて寝たのは6歳にもなってからでした。

 

次女に至っては頻度こそ減ったものの朝まで起きずに
寝たことはまだありません。

 

どんな対策をしてもダメだった私にとって、子どもの成長だけが
唯一の対策だったと思います。

 

あんなにいろいろなことをしてもダメだった娘でも今ではなんとか
朝まで寝るようになったからです。

 

夜泣きの時期は果てしなく感じられて本当にただただ辛いですが、
「この子の夜泣きには何をしてもダメだから時間が過ぎるのを待とう」
とあきらめていた次女の時の方が少し楽だった気がします。

 

長崎県在住 子供二人 8歳の女の子 5歳の女の子のママ

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