家事を完璧に放棄

家事を完璧に放棄

私には小学生になったばかりの息子と園児の息子の
二人の子供がいますが、上の子は赤ちゃんのころから
とにかく寝ない子で、常に抱っこしていないとぐずぐず、
夜も置くたびに泣くを繰りかえし、ふつうは3か月を
過ぎると少しずつまとまって寝ると育児書などには
書かれていましたが、1歳の断乳するまで1時間おきに
夜泣きを繰り返すような子でした。

 

ネットなどには、『そんな時期もいつかは終わる』と
書かれていましたが、初めての育児で周りの子は
だんだんまとまって寝るようになったりしているのに、
うちの子はいつになったら寝てくれるのかとイライラしたり
疲れて放棄したくなったりしました。

 

一方、下の子はどんなにうるさい状況でも勝手に
眠くなったら眠り、授乳時にのみ起きて、飲めば
また寝るようなとてもよく寝る子で、乳児期の育児に
関しては断然楽でした。

 

本当に同じ親から生まれてきてもこんなにも違うのか、
と驚きますし、寝ない子の育児の大変さは想像を
絶する大変さかと思います。

 

そして、今になって思うのは上のこの時には
『早く寝かそう』『寝たら○○の家事をしなくちゃ』など、
寝かしつけてからの予定を入れようとしたり、自身の
タイミングで寝かそうと躍起になって余計に自分に
ゆとりがなくなっていたように感じます。

 

寝ない子ほど、隣に親がいなくなると察知して浅い
眠りから目覚めたり、それを繰り返しているうちに
深夜の眠りも浅くなりがちになっていたのかもしれません。

 

そう思うと、もうどれだけ早くても子供と同じタイミングで
自分も夜寝てしまって、家事などは朝やるようにした方が、
子供の眠りも深く、自身の『起きて○○しなくちゃ』や
『自分は寝たばっかりなのにまた起こされる』、
『寝てくれないせいで○○できなかった』と思ってしまう
気持ちが少し楽になりました。

 

今になればいつかは寝る日が来るという言葉も
しっくりきますが、夜泣き真っ最中のお母さんは
いつ終わるのかわからずつらい日々かと思います。

 

1年間は家事も完璧も放棄して一緒にただ早く寝る
生活をしてみても良いかもしれません。

 

東京都在住 子供二人 6歳の男の子 3歳の男の子のママ

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